タルト菓子の発祥は、実は古代ローマにあることをご存知でしたか。甘い具材にしっとりとしたタルト生地が美味しいタルトですが、そんなに昔からあったことはあまり知られていないのかも知れません。
タルトについての歴史を知ることで、お菓子の世界をより深く楽しみ、味わえるようになるでしょう。本ページでは、タルトの歴史と発祥について説明します。
タルトの発祥は、古代ローマにあり!
タルトの発祥は古代ローマであると言われています。
当時の名前はトールタと呼ばれていたそうで、お菓子としてというよりも、器のような目的で使われていたようです。
ジャムやペースト状のものを食べるときに、そのままでは食べづらいと、受け皿として焼いた生地を用いたものをトールタと呼びます。
それが現代では、タルトとなったようです。ちなみにドイツ語ではタルトはトルテと言います。
タルトの歴史
タルトは古代ローマで発祥してから、どのようにして現代に伝わったのかは、はっきりとは残されていません。
しかし、14世紀には、イギリスのヘンリー4世の載冠式にエッグタルトが出されたという情報もあるため、古代ローマからヨーロッパ全土に広まり、各地でたくさんの種類のタルトが作られたことが伺えます。
ちょっとこぼれ話!タルトタタンの歴史
タルトはその歴史とともに、色々な種類のタルトが生み出されてきました。その中でも最も異質なものがタルトタタンです。
実はこれ、とんだ間違いから生まれたお菓子なんです。舞台は名前の元になっているとも言われるタタンというホテル、この調理場で働く2人の姉妹のうちの一人が、リンゴのタルトを作る際のリンゴを焦がしてしまったそうです。
その失敗を取り繕おうと、上にタルト生地を乗せて焼いたものが、想像以上に美味しそうな出来栄えだったために、熱いままお客さんに提供したそうです。
これが思った以上に美味しく、以後、人気のお菓子として定着したそうです。こんな面白い逸話が生まれるのも歴史あるタルトだからこそ、と言えますね。




